ホテル内には、思わず足を止めて写真を撮りたくなるアートを設置。
北海道の文化・伝統を現代的に表現しています。
ホテル内には、思わず足を止めてじっくり鑑賞したくなるような、北海道の伝統や文化を表現したアートがちりばめられ、モダンなスタイルの空間に、レンガやガス燈の意匠、民族文化の模様が施されたファブリックなどを設けて北海道らしさを演出。その空間に伝統工芸品である木彫りの熊をテーマに、家具の解体材を利用した木工の熊「WOODY BEAR」を始め、宙を舞うようなネオンの造形が美しい光のオブジェ、土地の原風景をモチーフにした絵画などが加わり、北海道・札幌のオリジナリティを楽しみながら体験できる場が広がっています。
The Light Clock Hand 光の指針[吹き抜け]
北海道にゆかりの深いモチーフから着想した造形が特徴の作品です。北海道を旅するゲストに輝く指針を示します。ネオン職人による高い技巧にも着目してください。
The Light Clock Hand 光の指針[吹き抜け]作者
藤倉 翼
北海道北広島市生まれ。札幌市在住の美術家。近年はアノニマスな職人のクラフトワークに着目した作品“NEON-SIGN”が好評を博しています。
WOODY BEAR[エレベーターホール]
北海道の伝統工芸品である木彫りの熊をテーマに制作されたオブジェ作品です。日常的にある椅子、テーブルなどの木製の家具を解体し、緻密に重ね合わせ構成することで制作されました。それは、モノ本来の機能を捨て、新たな輪郭を生みだす制作行為です。身近な存在でありながら、どこか遠い。この作品は、伝統を革新的に解釈する新しい価値観を私たちに提示してくれます。
WOODY BEAR[エレベーターホール]作者
magma
杉山純と宮澤謙一によるアーティストユニット。廃材や電動器具などを組み合わせ創りだす独自の世界観で、家具やプロダクト、空間演出まで幅広く手掛けています。どこか懐かしさを覚えるアナログ感とクレイジーな色彩が融合した作品群は、国内外から注目を集めています。
風標(かぜしるべ)[大浴場]
「すすきの」という地名はかつて、ススキ野原だったことが由来という説もあり、それを優美で現代風に表現した作品です。国内外多数のホテルで作品の展示実績のある中林丈治氏が手がけています。
風標(かぜしるべ)[大浴場]作者
中林丈治
武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。金属の素材が持つ特質を活かして彫刻やレリーフを制作しています。
廊下はまるでアートギャラリー
まるでアートギャラリーのような客室廊下には北海道の動植物をモチーフにした額縁サインが飾られています。ひとつひとつ異なるデザインをお楽しみください。