桓武天皇が都を遷して以来、明治初期まで歴代天皇が暮らした皇居。現在の建物は1855（安政2）年造営のもので、紫宸殿や清涼殿など、平安時代以降の様々な建築様式を見ることができます。

1603（慶長8）年に京都の宿所として徳川家康が造営。旧桂宮御殿を移した本丸と、絢爛豪華な二の丸御殿からなり、「古都京都の文化財」のひとつとして1994(平成6)年世界文化遺産に登録されています。

素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神を御祭神とし、祭礼「祇園祭」が有名な神社です。創祀は社伝によると656（斉明天皇2）年。地元では 「祇園さん」の名で親しまれています。

「清水の舞台」で知られる、北法相宗の本山。「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されています。
※画像は京都フリー写真素材より

991（正暦2）年に創建された律宗の寺。本尊は延命地蔵菩薩で、境内に多数の地蔵菩薩を祀っています。「壬生狂言」で知られるほか、新選組ゆかりの寺としてファンが訪れます。

聖徳太子が587（用明天皇2）年に創建。本堂が六角形のため「六角堂」の通称で親しまれます。「西国三十三所観音巡礼」「洛陽三十三所観音巡礼」の札所で、いけばな発祥の地として有名です。

宗祖の法然上人が1175（承安五）年に草庵を結んだことを起源とし、入寂された地に建つ浄土宗の総本山。境内には三門や御影堂、方丈など、国宝・重要文化財指定の建造物や庭が並びます。

渡月橋の西に位置する国の史跡名勝の山だけでなく、桂川両岸一帯も含め嵐山と呼ばれています。桜と紅葉の名所で、シーズンには車が動かないほど大勢の観光客で賑わいます。

元・龍池小学校校舎を活用した日本最大の漫画の総合文化施設。江戸期の戯画浮世絵や明治〜昭和の雑誌、現在や海外の作品まで資料約30万点を所蔵し、展示やワークショップなども行われています。